はじめて不妊専門クリニックに足を踏み入れた日
たまたまその日の午後、セミナーを開催していた専門のクリニックへ
あまり下調べもせずに、向かいました。
何年か前に建て替えリニューアルをしたクリニックだったようで
清潔感があり、温かみのある内装で少し気持ちが落ち着きました。
ただ、比較的大きな通りに面しているので、
まだ自分自身を「不妊」と認めたくない!と内心思っていた当時の私は
入る時の周囲の目線が気になってしょうがなかったです・・・
(実際周囲の人は誰も気にしていないのでしょうが・・・)
ど平日の真っ昼間だったのですが、まず入って驚いたこと。
「こんなに不妊に悩んでいる人がいるんだな〜〜」ということです。
ざっと10人くらいの方がすでに座ってセミナー開催を待っていました。
これは、その後クリニックに通いだしてからも、ほぼ毎回思う感想です。
ひっきりなしに訪れる、待合室にたくさんいる、赤ちゃん待ちのたくさんの女子たちを見るたびに
こんなにたくさんの人たちが赤ちゃんを待っているのに!と
なんだかとてももどかしい気持ちになります👉👈
セミナーでは、一番後ろの席に控えめに座りました。
女性だけの方が多かったですが、カップルで来ている方もいました。
あまりジロジロ見てはいけないと思いつつ、
周りの人がどんな人なのかな〜??、何歳くらいの人なのかな〜??
と気になりひっそりとキョロキョロww
年齢は私と同じくらいか、少し高めの方が多かったように思いました。
今考えると、本当に意識がまだまだ足りていなかったなぁと思うのは
その時の私は9月下旬でもまだ暑い時期だったこともあり
ノースリーブ、裸足、サンダルのような出で立ちでクーラーの効いたセミナーに参加していたこと。
もともと暑がり、汗っかきなこともあり、結構薄着でいることが多かったのですが
そんな私が妊活の一貫である、「温活」を本格的に意識するようになったのは、まだまだ先の話です。
その日のセミナーは2部制に分かれていました。
1部は、クリニックに初めてかかる時に受ける、妊娠の仕組みや妊活の基本を学ぶようなもの
2部は、いわゆる体外受精についてでした。
初診を受ける前に必ず1部の受講が必要で、その後体外受精をする場合には必ず2部の受講が必要ということでした。
もともとは1部のみを受けに行こうと思っていたのですが、
もし今後万が一体外受精まで必要!となった時、セミナーの日程待ちで足踏みするのは嫌だなと思ったので
一緒に受けちゃおう!と、急遽2部まで受けることにしました。
基本的に体外受精が必要になった人が受けるセミナーなので、受講者は私以外ほぼ全員が入れ替わりました。
みんな体外受精が必要になっちゃったのか、、大変だなぁ、、とこの時の私は半分他人事で、セミナーを聞いていました。
セミナーを受けた率直な感想は
・一通り検査だけは受けてみたいけど、きっとなにも問題ないだろう(まだ妊活を本格的に初めて半年程度だったこともあり)
・せっかくだし、タイミング法くらいはクリニックに助けてもらってもいいかな
・体外受精まではやりたくないな・・・(体外受精の説明の時に見た、採卵時の針を刺す図や自己注射がどうしても受け入れられませんでした)
こんな感じでしょうか。
最後にインターネットでの予約の取り方を聞いて、帰宅しました。
先日、この時に受けた「体外受精セミナー」のセミナー資料をひっくり返して
夫と二人で熟度しました。
「まさかまさか、自分がこうなるとは」