共働きのメリット ① 収入源と時間について
私と夫は一昨年結婚し、現在も共に企業に所属し会社員をしています。
私は両親も共働きだったこと、結婚前からそこそこ充実した仕事をしていたこともあり
結婚した後も、自然な流れで共働き夫婦をしているのですが
実際に共働き夫婦として生活して見て
単純に2馬力になることで、世帯年収が増えるだけでなく多くのメリットがあるな、と感じています。
今日は、結婚以来共働き夫婦を1年半してみて感じた『共働きのメリット』について書いて見たいと思います。
1: 収入源について
生きるために必要なものとして、真っ先に思いつくのが「お金」です。
暮らしていくためには何をするにも、生きているだけでお金がもちろん不可欠です。
冒頭でも書いたように、共働きとして真っ先に浮かぶメリットは収入源が2つ得られることです。
単純に、手取り収入が増えるというだけでなく
いざ何かがあった時に備えられること、
例えば夫婦のどちらかが、リストラや病気・ケガなどのアクシデントで一時的に働けなくなった時にも、家庭内に収入源が複数あることは精神的にとても安心です。
「終身雇用の限界」という言葉をよく聞くようになりましたが
私の周囲でも、本業と並行して副業をはじめたり、別のキャリアへの糸口を見つけようと転職するといった方も増えてきたように思います。
このように、「未来に備えて収入源を分散させる」という考え方は、
働き方の多様化・世の中の変化の激しいこの時代では、夫婦に限らず今後必要になってくるのだろうと思います。
単身で収入源を複数確保するというのは、
・勤めている会社が副業禁止
・副業の時間、労力を確保できない
などなどと
様々な面でハードルが高い部分もありますが
これを夫婦で協働すれば、「共働き」という形で比較的簡単に手に入れられます。
2: 時間について
突然ですが、私は夫のことが大好きで
そのためなるべく多くの時間を夫と共有したいなと常に思っています。
夫と出会ってから考えるようになったことなのですが、1日が24時間しかない中で
一緒にいたい人と一緒にいる時間より長く、より楽しくするためには、どうしたら良いのかな・・?と考えるようになりました。
一見共働きではなく、片方が働き、片方がお家にいる「専業主婦スタイル」の方が
働く側に時間を合わせられるので一緒にいる時間が長くなるのでは・・?とも思えますが
実は共働きは、夫婦二人で一緒にいられる時間をより長く、より質を高くしてくれているように思います。
そこで重要なのが、「拘束時間」という観点です。
例えば世帯年収1,000万円を稼ぐ場合、
- 夫:1,000、妻:0
- 夫:700、妻:300
- 夫:500、妻:500
上記は一例ですが、わかりやすく3パターンを挙げてみました。
もちろん一概に言えないのですが、一般的に
3よりも2、2よりも1の夫の方が、責任が重く残業が多い職務で帰宅が遅い傾向に
3よりも2、2よりも1の妻の方が、夫の帰りを待つ時間が長いのではないかと思います。
要するに、3よりも2、2よりも1の方が、夫婦間ですれ違う時間が多くなってしまうのです。
そのような意味で、共働きは、労働力と仕事への拘束時間を分担するという意味合いもあるのかなと感じています。
分担することにより、結果として余暇の時間も互いに増え共有できる時間も必然的に増える分担することにより、余暇の時間も互いに増え共有できる時間も必然的に増えるのではと思います。
また、「時間」というトピックで別の観点から考えてみます。
夫の年収を突然1.5倍にすることはなかなか難しいですが、
仮に妻の収入が夫の半分だったとしても、夫の収入の1.5倍が世帯年収となるわけです。
これは、1.5倍速で家計に収入が入ってきているとも考えられます。
3年かかって得られる収入が、2人で力を合わせれば、2年で得られるわけです。
収入が増えると人はその分比例して、使ってしまう金額も増えてしまうことが多いです。
「家賃は手取りの1/3が目安」などというのもその観点からです。
しかし、仮に先ほどの、夫のみの収入と比べて1.5倍で収入が得られるようになった共働き世帯が
収入が増えても増える前と同じ生活水準を維持できたとしたらどうでしょうか。
40年かけて貯める必要のあった資金を、26年半で貯めることができます。
妻が働くことによって、夫の13年半の労働時間を節約できたのです。
アーリーリタイヤをすることもできるかもしれないですし
もっと自分のやりたかったことの実現に時間を使えるかもしれません。
時間は限られていて、誰にでも平等なものです。
夫のみに労働という時間拘束を課すことなく平等に、少しでも妻も家計に貢献することで
夫婦で違った時間の使い方ができる可能性が、大きく広がるように感じています。
少し長くなってしまったので、今日はこの辺にしておきます。
まだまだ共働きのいいところがあるので、続きは別の記事で書いてみたいと思います。