病院によって見解がこんなに違う〜皮膚科編③
以前、右足にできたできものが気になって皮膚科にかかった話を書きました。
子宮内膜症、チョコレート嚢胞っぽいと言われたのと同じタイミングで
足のできものについても気になり、近所の皮膚科〜大学病院の皮膚科にまで紹介状となり
最終的に、気になるなら日帰り手術で取ることもできるということで、形成外科+皮膚科のクリニックを紹介してもらいました。
大学病院ではおそらく良性だから放っておいても大丈夫と言われたものの
直径1cmほど、そこそこ大きくなっていたことと当たると痛いというのが気になって。
また、万が一にも悪性の可能性は100%否定はできない、100%確実にするには切って取るしかないと言われ
ずっとモヤモヤしているなら取ってスッキリしたほうがいい!と思い、こちらのクリニックに行くことにしました。
紹介状を手渡し、右足のできものを見てもらうと、先生の第一声が
「あ〜〜これは切ったほうがいいね〜〜〜〜」でした。
え??
大学病院すら、「ほぼほぼ良性だから切らなくてもいいよ!」って感じのテンションだったのに。
それから、3種類の可能性があるよと説明を受けました。
1 良性の腫瘍
2 そこまでタチが悪くないタイプの、悪性の腫瘍・・・
3 タチが悪いタイプの悪性の腫瘍・・・
見た感じ3の可能性はほとんどないけれど、1か2かは切って取らないとわからないという説明でした。
実際は、1, 2, 3共に具体的な病名も言われました。(物々しいのでここでは割愛)
もし悪い可能性がたしかに0%ではないのだとしても、
今まで2つの病院で、「ほぼ良性だよ」と言われていたので安心していたのに、
こちらの先生は悪い場合の確率とか、この可能性が高いという説明はなく、なんなら50%50%かのような言い方をしていて、すっごく不安になりました。
この先生の説明を聞いて、私が持った率直な感想・・・
・先生(病院)によってこんなに見解が違うんだなぁ・・・
・悪いかもと思っていて、結果なんでもなければ良いけど、無責任な楽観的な意見は言わず、変に期待させないように期待値を下げているのかなぁ・・・
・やっぱり日帰り手術をしているクリニックというだけあって、手術をしてほしいから煽ってくるのかなぁ・・・
・コロナ禍で街の診療所も受信控えが増えて経営的に厳しくなっているところがあるとニュースで見たので、やっぱり手術してほしいからその方向に持って行こうとしているのかなぁ・・・
病院の先生の言うことだから、絶対だとなんとなく思ってしまうけど
よくよく考えてみれば、病院の先生だって、一人の人間であって、
個人の考え、会社の方針、これまでの経験、私利私欲、
いろいろなことが混じって考えたことを話しているんですよね。
先生によって性格も違えば、置かれている状況も違いますよね。
大学病院のような大きな病院に所属して、固定給をもらっている先生と
開業医でクリニックを経営していて、言って見れば歩合のように診察した患者さんの診察内容や患者さんの数で収入が決まる先生とでは
バックグラウンド、考え方も全く違いますよね。
医学というベースの部分は統一のものがあるかもしれないけれど
それを使って、その先どう考えるか、どうして行くのか、それって先生によってかなり違いがあるんじゃないか。
一見大したことなさそうな、たったひとつの足のできもので、3つの病院をはしごした結果
こんな考えに行き着きました。
これって、病気みたいにわかりやすくどこが悪い、どうしたほうが良いと正解があるわけじゃない不妊治療に至っては
さらに、どの先生の基で治療するかって本当に大事な大きな選択なのかもしれないと思いました。
皮膚科の方は、この先生に煽られたこともあり・・・
やはりきっちり何者なのかはっきりさせないと不安で、次回日帰り手術をすることになりました。